第43回中国地区老人福祉施設長研修会が開催されました
2025年10月20日
10月15日(水)~16日(木)、米子コンベンションセンターにおいて標記大会が開催され、中国地区から約200名の理事長、施設長の皆さんが参集し、2日間にわたり研鑽を深めました。
1日目の特別講演では、米子市福祉保健部長寿社会課より「介護現場の生産性向上に向けた米子市の取組」として、ケアプランデータ連携システムの普及促進について紹介がありました。続いて全国老施協の大山知子会長の中央情勢報告を受けた後、記念講演として、鳥取県東伯郡北栄町にあります、株式会社花工房あげたけ 代表取締役 根鈴 啓一 氏より「選ばれる存在になるための広報術」と題して講演がありました。それぞれの施設・事業所の強みや違い、独自性をどうアピールするか、ヒントとなるお話でした。
2日目は、石川県の社会福祉法人清祥会 特別養護老人ホームこすもす 副施設長の水上 直彦 氏より、「能登半島地震の振り返りから学ぶ災害対応・BCPとその課題」と題して、地域を支える介護サービス事業所という立場から、有事の際、地域住民が自宅や職場のある地域に留まることができるだろうか?という事を軸に、貴重な体験談を聴くことができました。