6月7日(金)出雲市「朱鷺会館」、6月8日(土)浜田市「いわみーる」を会場に、標記研修会を開催しました。

 『BPSDケアプログラムを学ぶ』と題して、公益財団法人 東京都医学総合研究所 社会健康医学研究センター センター長 西田淳志氏にご講義いただきました。

 「BPSDケアプログラム」とは、認知症ケアの質の向上のためのものですが、今回は、東京都が独自に開発されたプログラム「東京都モデル」を活用した研修内容でした。

 認知症の方が発する行動・心理症状を、・やっかいな問題行動としてみない ・バラバラな視点でバラバラなケアをしない ・ケアのやりっぱなしをしない といった点がポイントです。これを活用して、抗精神病薬や居所移動で目に見える行動を抑え込むのではなく、アプローチの仕方の工夫で大幅な認知機能の改善が見られたことを紹介されました。

 

BPSD3  BPSD2